たつの市・揖保郡医師連盟

2025/06/02

 たつの市・揖保郡医師会は、A会員65名、B会員58名、C会員1名、計124名です。
 市長や町長、議員などとの定期的な会合や意見交換などは行っておりませんが、いろいろな関連事業の委員会や会議で、顔の見える関係はできており、新年会にはいつもご臨席賜り「医師会のおっしゃることはなんでもお聞きしますよ」と言っていただける良好な関係を築いております。
 さて、本年7月には参議院議員選挙が予定され、日本医師連盟は、本会の釜萢敏(かまやちさとし)副会長を組織内候補として擁立することを決定しています。私自身、会長になったことで医師連盟委員長も兼任することになりましたが、選挙等には本当に疎く、現在、県医師連盟常任執行委員で日医連参与の坂本泰三氏のご講演を拝聴させていただきながら、少しずつ勉強しているところです。私には、当会の歴代会長のような強いリーダーシップはございません。しかしながら、今までと同じようなやり方では、結果としてなかなか得票には結びついてこなかったことも事実であり、坂本先生もどうすれば全国の県別得票率の最下位争いから脱却できるか模索中だとおっしゃっておられました。私たちは、県医師連盟の会合で「かまやちさとし」氏の名前を繰り返しお聞きし、県医師連盟の役員の先生方の頑張っている姿を直に見ているうちに自然と応援しようという気持ちになってくるのですが、この空気は、せいぜい郡市医師連盟の方々にまでしか届いていないようです(たつの市・揖保郡医師連盟の場合は役員12名)。坂本先生は、会員1人につき、配偶者、スタッフ、患者さんなどから支援者を20人は集めるよう画策をして下さいとおっしゃいますが、そこまでの人数はなかなか難しいにしろ、たつの市・揖保郡医師会には124名の会員がいるので、そこに草の根的にアプローチができれば、もう少し得票が伸びるのではないかと考えています。「かまやちさとし」氏の名前を会員の皆さんに憶えていだだくための戦略として、会員の皆さんが集まる新年会や総会で医師連盟を開催し、坂本先生から頂いた講演スライドを使って、会員の皆さんに支援活動を行いましたが、総会や懇親会に出席される会員は限られており、それだけでは会員の皆さんへの浸透は難しいように思います。さらにより多くの会員の皆さんへ浸透させるためには、SNSの活用も考えていますが、医師会は、政治活動が制限されていると伺っており、会員の皆さんへのスライド資料の配布や動画配信を視聴していただくにあたり、医師会と医師連盟の活動との線引きや、また公職選挙法という厄介な地雷もあり、公示日まで、選挙期間中、選挙当日の具体的な支援活動において、ここまでならOK、これはダメと気軽に教えていただける窓口でもあれば、もっと積極的に支援活動が展開できるのではないかと思います。たつの市・揖保郡医師連盟として、試行錯誤しながら、自分たちにできる支援活動を行うことで、できるだけ多くの会員の皆さんに投票に行ってもらい、得票へと結びつけられるよう活動していきたいと思います。

たつの市・揖保郡医師連盟 委員長 佐野一成