参議院選挙を終えて

2013/10/06

夏の熱い参議院選挙が終わり早二ヶ月余り、圧倒的勢力を得た阿倍政権からは医療の分野でも市場原理主義への回帰を思わせる施策が次々と打ち出されている。我々医師は、国民皆保険制度の崩壊に繋がるいかなる施策に対しても断固抵抗すべきであるが、自民党への働きかけだけでは心もとなく、我々の声を代弁してくれる政党も必要だと考える。しかし、残念ながら現在自民党に対峙するような政党は見当たらない。選挙後の民主党は全くその姿が見えて来ない。政界再編成で強力な野党の出現が望まれる。

神戸市 O氏