兵庫県医師連盟委員長挨拶
 
 2024年になって、間もない元日の夕刻に令和6年能登半島地震が勃発しました。余震も多く、津波、火災、土砂崩れも発生し、悲惨な状況です。29年前の阪神・淡路大震災が思い起こされ、非常に胸が痛みました。1月2日には、羽田空港で日航機と被災地に向かおうとしていた海保機が衝突炎上し、海保機の5人が死亡する事故が起きました。年明け早々何とも言えない災害、事故が発生し、亡くなられた方にお悔やみ申し上げると共に被災された方にお見舞い申し上げます。JMAT兵庫も1月10日から活動を開始しています。
 さて、年末に決まった令和6年度の診療報酬改定では、何とか本体部分の改定率は+0.88%増となりました。薬価が約-1%の改定率でしたので全体としては-改定になり、決して満足できるわけではありませんが、日本医師連盟が努力した結果であります。
 今後も我々の政策や要望を実現するためには、推薦議員への働きかけが重要です。また、組織内候補が多数の票を獲得して当選することが非常に重要なことになってきます。1月中旬には次期参議院選挙に向けて日本医師連盟の組織内候補が決まります。我々の決めた組織内候補が多くの得票を獲得して当選することが、県医師連盟、郡市区医師連盟の重要な課題です。そのためには、医師連盟の組織率を高める必要があります。医師連盟の委員のみなさんの努力に加えて、若い研修医の先生や、勤務医の先生方にも連盟委員になってもらうように進めていきたいと存じます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

令和6年2月

兵庫県医師連盟      
委員長 委員長 八田 昌樹