尼崎市医師連盟

2018/01/05

第11回尼崎市民医療フォーラム・黒川治兵庫県議会議長就任祝賀会

常任執行委員 鈴木克司

 
  偶然にも第48回総選挙の公示期間となった10月14日(土)午後2時よりあましんアルカイックホールにて恒例の第11回尼崎市民医療フォーラムが開催され、277名の聴衆を集めました。「このままでは老いたち(おいたち)に明日はない!~地域医療構想は明日の医療の青写真?~」と題しての開催です。
  今回は兵庫県医師会医政研究委員会より堀本仁士委員に「地域医療構想って何?」と題して基調講演をいただき、終了後、例年のようにコラムニスト勝谷誠彦氏を交え兵庫8区選出の中野洋昌議員も加わるシンポジウムが続きます。シンポ設営時間に中野氏には所属の厚生労働委員会に関するお話を主体に活動報告をいただき、さらにシンポでは勝谷氏をはじめとした複数のシンポジストらから社会保障充実のため氏の活躍を期待しての激励が相次ぎました。
会員の皆様は重々承知と思われますが、最近では他団体と同じく医師連盟とて有権者の名簿集めで候補者支援の実をあげることは困難であり、加えて従前と同じくさほど高額な政治資金の提供は不可能です。郡市区医師会のレベルではこのような市民対象の集会で推薦議員の実績等を有権者に知らしめることは重要な支援活動ではないでしょうか。今回は絶好の機会でした。




  翌15日には尼崎市選出の黒川治兵庫県議会議員の第120代議長就任祝賀会がアルカイックホテルにて開催されました。井戸敏三兵庫県知事・稲村和美尼崎市長ら自治体の首長だけでなく多くの支持者が約1000名参集し盛大な会でした。筆者は黒川議長が尼崎市議会議員をされていた頃にともに同じ市外郭団体の役員を務めていた時期があり、当時から温厚なお人柄に接する機会をいただきましたが議会ではしっかり発言される方で県議になられてからも兵庫県議会の基本計画条例の制定では臆することなく意見を述べられていた(井戸知事談)そうで、今後も県政をお任せするにふさわしい方と感じました。尼崎市医師連盟より所用で欠席の黒田佳治委員長を除き、橋本創・東文造・児玉岳の三副委員長、兵庫県医師連盟より筆者が出席、久しぶりにお会いできた地域の団体の方々とも接する機会を得ました。ご多忙な郡市区医師連盟役員の皆様ですが、開催時間帯が合えばこのような行事は貴重な機会となることを今一度ご確認いただければ幸甚です(写真は児玉尼崎市医師連盟副委員長提供)。