この度、兵庫県医師連盟委員長を拝命いたしました橋本寛です。新たな連立政権が発足し政治状況が不安定な中、医療機関の経営は日ごとに厳しさを増しており、その対策には一刻の猶予も許されません。まず、皆様に申し上げなければならないのは「政策は正しさではなく力が作る」という現実です。この7月に行われた参議院選挙では日本医師連盟のかまやち候補が当選いたしましたが目標の30万票には届かない17万票余りで、前回の自見はなこ候補の得票数を下回りました(兵庫県は微増)。これに対して特定郵便局の候補は48万票余り、建設業団体候補は約22万票、「コメ」問題で注目された農協候補は約19万票と日医連候補の票数を上回りその存在感を示しております。今後も我々が求める政策の実現には力が、つまり政治力が不可欠です。財源を無視し国民の負担を減らすという人気取り政策が現場の疲弊をさらに悪化させないように皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
令和7年11月
兵庫県医師連盟
委員長 橋本 寛
委員長 橋本 寛





